週4日勤務の募集もここ数年でだいぶ増えましたが、まだまだ情報や募集は少ない印象です。
特に日本の正社員は優遇されていますので、リモタンを望む方でも正社員が良いという方は多いかと思います。
最近では、フリーランスからリモタン正社員へ転職する方も増えていて、独立したけど出来れば正社員になりたいという方も珍しくありません。
でも、派遣やフリーランスでの週4日勤務よりも週4正社員は敷居が高く感じますよね。
週4日以下勤務の正社員は実際どうなのか。
理想の働き方が日短勤務の方は、ぜひ参考にしてみてください。
そもそも週4正社員ってOKなの?


正社員は週5日1日8時間以上のフルタイム勤務。日本のスタンダードですよね。
ですが、国や法律が定めているわけではありません。
正社員の条件というのは、企業によって違うので、企業が認めていれば、週何日勤務でも正社員になれるのです。
週4正社員、週3正社員は特に人気が上がってきており、導入する企業も徐々に増えてきています。
では、どんな業界なら叶いやすいのでしょうか。
週4正社員が叶う業界は?
まず前提として、週4日でも需要があるということは、基本的に人手不足ということです。
結論からいうと、IT、Web業界が最も叶いやすいでしょう。
時代の先端をいくことも仕事の内というような業界であり、日本企業であっても、海外の良い事例や新しいことをどんどん取り入れようという文化でもあります。
リモートワークも進んでいる業界ですし、これからスキルを付けるのであればIT、Web業界での就職を目指すのが週4日勤務正社員への近道です。
週4日勤務が日本で中々浸透しない理由
週4日勤務や週4正社員という働き方、日本でも徐々に増えていますとは言いましたが、正直「徐々に過ぎないか?」と思うほど、浸透スピードが遅いです。
コロナの影響でリモートワークや時差出勤等、増えましたが、週4日や週3日という日短勤務も、もっともっと採用されて良いと思うのです。
なぜこんなにも導入する企業が少ないのでしょうか?
この理由には、日本らしさが関係しています。
日本企業と外資系企業では、評価基準が違いますよね。
外資系企業は結果を評価します。結果までの過程については基本的に評価ポイントになりません。そのため、どんなにがんばっても結果が伴わなければ意味がないですが、反面、どれだけ時間をかけたかも関係なし。
パフォーマンスを発揮するための最善策として週4日勤務が有効であれば、導入することに抵抗が少なく、ヨーロッパを中心に、海外では週4日勤務を導入している企業は多いのです。
一方日本企業は、結果は大事ですが、例え失敗したとしてもそこまでの過程での努力や工夫も考慮した上で評価します。ここは嬉しいポイントでもあると思うのですが、それと共に、長く働くことで成果が出る、残業も当たり前、というような文化でもあります。
もし週4日勤務が叶ったとしても、週5日でこなす量を週4日でやらされるのでは意味がないですよね。
考え方や体制が整っていないと導入するのは難しい…
リモートワークのように、システムを導入すればほぼ解決!とはいかないので、浸透スピードが遅いのも仕方ないのかもしれません。
それでも、企業にも、働く人にもメリットがあるので、きちんと導入する企業が増えると良いですね。
RIMOTANでは、リモタン導入成功している企業様へのインタビューを通して、成功のポイントを研究していきたいと思います。
日短勤務浸透に一役買えるように、情報収集、情報発信していきます。